ヒメヒカゲ(長野県)は、環境省レッドリスト2018年版で絶滅が最も危惧される絶滅危惧ⅠA類のランクとなっています。長野県中部の山に登ると10頭のジャノメチョウに混じってヒメヒカゲ4頭が右隅で慎ましく獣糞を吸汁していました。これからも仲良く生き残って欲しいです。
ヒメヒカゲ
タテハチョウ科
環境省レッドリスト-絶滅危惧IA類(長野県・群馬県亜種)・IB類(本州中部・近畿・中国地方亜種)
本州に分布し、高原の草原や湿地などの環境に生息する。高原の草原の生息地は、長野県に多く、風衝地や採草地であったが、環境の変化によって大きく減少した。湿地の生息地は、湧水湿地と呼ばれるサギソウやモウセンゴケなどが生えるような環境であり、貴重な植物も多い場所となっており、開発によって多くの生息地がなくなってしまった。現在の生息地は、全国的にも極めて限られる。
ジャノメチョウ
タテハチョウ科
北海道~九州に分布し、明るい草原環境に生息する。自然の豊かな場所では雑木林や農地周辺の草地、河川堤防などで普通にみられるが、都市部では減少しており生息地は限られる。
認定NPO法人
日本チョウ類保全協会
Japan Butterfly Conservation Society
Tel : 03-3775-7006
HP :https://www.savebutterflies.jp/
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